2000年以降増加中!梅毒の症状や検査・治療方法・予防策

梅毒という性病(STD)を知っていますか?

ほうっておくと命を落とす危険性が高くなってしまう梅毒の症状や検査・治療方法・予防策を知りましょう。

梅毒AtoZ

梅毒とはどういう性病(STD)か、基本的な情報から順番に書いていきます。

知りたい情報がある人は、以下のリンクをクリックするとその情報にすぐアクセスできますのでご活用ください。

梅毒とは?
 感染経路
 潜伏期間
梅毒の症状
 初期症状
 女性の症状
 男性の症状
梅毒の検査
 費用
 梅毒検査キットおすすめTop3
梅毒の治療
 費用
梅毒の予防
 再発

梅毒とは?

病原体は梅毒トレポネ−マ(学名:Treponema pallidum subsp. pallidum)という菌です。

1943年にペニシリンで治せることが発見されてから発症は劇的に減っていましたが、2000年以降また(今も)感染者が増え続けている性病(STD)です。

治療しないまま放置していると、心臓や脳・脊髄などの臓器が侵されます。

梅毒に感染している人は性病(STD)に限らず他の感染症にも同時にかかっていることが多いようです。

感染経路

梅毒の主な感染経路は性行為です。

粘膜の接触で感染するので、セックスだけでなくフェラチオなどのオーラルセックス(疑似性行為)も含まれます。

妊娠中や出生時の母子感染による先天性梅毒もまれにあります。

潜伏期間

症状は感染後3~4週間で現れますが、早ければ1週間、遅ければ3ヶ月以上経ってから症状が出ることもあります。

無治療でいると第2期の症状がおさまった数年~数十年は潜伏期になります。

この期間中は感染力がないですが、菌がなくなったわけではないので検査をすれば梅毒と診断されます。

梅毒の症状

梅毒には潜伏期を含めた4段階の症状があります。

進行すると神経梅毒になり日常生活が送れないほど重い症状が出てしまいますが、早く見つけて治療すれば完治します。

初期症状

口やのど・性器などの粘膜部分に基本的に痛みやかゆみを伴わない硬いしこりができます。

痛みやかゆみなどの感覚的な症状がほとんどないため、女性の約半数、男性は3人に1人が気づかないのだそうです。

女性の症状

感染者との性行為から2~3週間で陰部(大小陰唇や膣の内側)に汚い分泌物をかぶった硬いしこりができますが、痛みやかゆみはないため気づかない女性も少なくありません。

続いて鼠径リンパ節(足のつけ根)が腫れますが、痛みはなく放っておくと自然に消えます。

男性の症状

男性にもしこりができます。

しこりは包皮や陰茎など見える部位に発生し、その後表面が破れてびらんや潰瘍になります。

太もものリンパ節が腫れて梅毒性リンパ節炎になりますが痛みはありません。

直腸や口といった自分で見えにくい部位の潰瘍は気づかれないこともよくありますが、男性に多い症状です。

梅毒の検査

梅毒に感染しているかどうかは、以下2種類の血液検査(抗体検査)によって調べることができます。

クイックテスト:感染機会から6週以上経過していれば検出可能で、梅毒に対する抗体(免疫の有無)を検査します。
TPHA+RPR定量:梅毒に対する抗体価を数値として検出します。現在感染中か過去に感染したことがあるかを鑑別することもできる検査です。治療の効果の判定にも使用します。

費用

性病科の山の手クリニックでは梅毒の検査は自由診療(保険適用外、自費診療)となり、税込み8,640円かかります。

保険診療も可能なジャスミンレディースクリニックでは、初診料と合わせて約2,300円で性病検査が可能だそうです。

他にもいろいろ調べてみたところ、梅毒も含めた性病検査で健康保険が適用されるのはすでに症状が出ているケースが多いようです。

自由診療は症状の有無に限らず検査を受けられます。

梅毒の治療は早く始めるほど完治も早い性病(STD)です。

症状がまだ出ていなくても気になる行為があった段階で検査を受けられたら、治療も早くできて安心ですよね。

自治体によっては匿名・無料で検査できるところもたくさんあります。

時間の都合などで病院や保健所へ行くのがむずかしい人や検査に行くのが恥ずかしい人は、自宅でできる通販の検査キットを利用するといいでしょう。

梅毒検査キットおすすめTop3

通販してネットで結果を確認できる梅毒の検査キットはたくさんありますが、中でも口コミ評判のよさから厳選したTop3を紹介します。

GME 4820円


365日検査を行っているから検体到着の翌日には結果がわかります。

失敗しても無料でやり直し用のキットを送ってもらえたり、陽性の場合に協力医療機関を紹介してもらえるなどサポート体制もしっかりしていて、初めてでも安心して使える梅毒検査キットです。

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STDチェッカー 3780円


こちらも無料での再検査や医療機関紹介といったサポート体制万全の梅毒検査キットです。

早期治療がものをいう梅毒で検査結果の確認まで最短でも1週間かかるという点はちょっと気になりますが、検査費用をできるだけ安く済ませたい人にはおすすめです。

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さくら検査研究所 4050円


衛生検査所の市長登録 第1号という老舗の機関が検査を行うキットです。

直接の紹介は行っていないようですが検査結果報告書を郵送してもらえるので、それを持って近くの医療機関をすぐに受診できます。

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梅毒の治療

梅毒の治療は、抗菌薬の内服で治療することが多いです。

治療に使われる薬は、アモキシシリンミノマイシンエリスロマイシンなどです。

いずれも4週間以上内服します。

入院して点滴で抗菌薬の治療を行うこともあります。

費用

自由診療(保険適用外、自費診療)の山の手クリニックでは、4週間分の薬の処方で税込み10,800円とのことです。

検査(8,640円)と合わせて約2万円かかる計算ですね。

梅毒の治療に健康保険が適用される病院ではもっと少ない費用で治療できます。

梅毒の予防

梅毒を予防するにはコンドームの使用が基本です。

コンドームで覆われない部分の皮膚などから感染する可能性もありますが、梅毒は粘膜の接触が主な感染経路です。

コンドームを使うことでおおむね予防できると考えていいでしょう。

性行為を行うパートナーを1人に限ることも重要なポイントです。

再発

梅毒に感染した人の血液には一定の抗体がありますが、これで再感染の予防はできません。

再発を防ぐ特効薬のようなものもありません。

今のところはパートナーを1人に限り、コンドームを使った性行為を心がけることが梅毒の再発を予防するもっとも有効な手段です。

梅毒まとめ

梅毒は治療すれば完治できるようになったとはいえ、依然として恐ろしい性病(STD)であることは間違いありません。

できる限り予防して、もし感染してしまったら一刻も早く治療を開始しましょう。

いきなり病院に行くのがイヤならキットの利用をおすすめします。

時間のとれる人は、各自治体が行っている匿名検査を受けてみるのもいいと思います。

梅毒はまず感染しないように予防すること、もしも感染してしまったら早めに治療を始めることがとても重要な性病(STD)です。

放置して悪化や感染を広げることだけはないように気をつけてください。