東京都の保健所などでは毎年6月1日~30日までをHIV検査・相談月間として、HIVの検査や相談・情報開示に力を入れているようです。
年代によってはHIVよりエイズ(AIDS)の方がピンとくる人もいるでしょうが、HIVはウイルスの名前で、エイズ(AIDS)はHIVウイルス感染によって発症する病気を指します。
ですからエイズ(AIDS)にかからない、発症させないためにはHIV感染について検査で確認しておく必要があります。
HIV検査はまず、HIVに感染しているか否かをふるいにかけるスクリーニング検査から始まります。そこで陰性であればHIVに感染している可能性はありませんが、陽性だった場合はさらに抗体などの検査に移り、最終的には3回目の検査でHIV感染の有無が確定します。
この流れは何度検査を受けても同じなので、ここではHIV検査を受けられる場所や費用そして通販などで手に入るHIV検査キットの信用性について書きます。
HIV検査の費用は無料?
HIV検査を受ける場所によっては無料です。無料でHIV検査を受けられるのは、各都道府県・市区町村にある“保健所”や“保健センター”・“健康相談所”と呼ばれる施設です。中には即日結果を知ることができるところもあるようですので、お近くの該当施設に一度問い合わせてみるといいでしょう。
ちなみに病院でHIV検査を受ける場合の費用は、初診料も含めて1万円前後かかるケースが多いようです。
HIV検査が受けられるのは病院?保健所?
HIV検査は、病院でも保健所でも同じ検査を受けられます。どちらも保険証などを提示せず、匿名でHIV検査を受けられる場合がありますので、自分のことをどうしても知られたくない人は事前に「匿名検査が可能かどうか?」確認しましょう。
HIV検査キットの信用性は?
キットを使ってのHIV検査は通信販売で行われることがほとんどです。そのため、HIV検査の信用性そのものを疑う人もいるようですが、医療機関と協力して運営してる会社も多いです。通販サイトをよく見て運営状況が確認できるなら信用性も高いと判断していいでしょう。
当サイトでも紹介してるHIV検査キットなら、費用も病院で受ける半額以下で済みます。
ただしこの場合、HIV検査に必要な採血は自分でやることになるので、血を見るのがこわいという人や痛いのが苦手な人には向かないかも知れません。
HIV検査についてのまとめ
ここまで、HIV検査にかかる費用やHIV検査が受けられる場所、通販キットの信用性について書いてきましたが、いかがでしたか?ここでまとめておきましょう。
HIV検査にかかる費用
無料~1万円前後。
無料:保健所
有料:キット(安い)、病院(高い)
HIV検査が受けられる場所
(各施設によるが、すべて匿名検査可能)病院、保健所、通販。
HIV検査キットの信用性
医療機関と協力してるなら信用性は高い。独自検査は?(不明)。
「あれ?もしかして・・・」という段階で有料でHIV検査を受けるのは勇気がいるでしょうけど、費用がかからず無料で検査を受けられるなら気持ちも少し楽ですよね。
顔を見られるのはどうしても困るという人は、費用がかかってもHIV検査キットを利用するしかないでしょうけど、安心料も含めた健康診断だと思えば納得できる料金だと思います。
スクリーニングの段階はまず、保健所かキットで検査を受け、そこで陽性だったら次の段階の検査から病院へ行く形にした方が、費用も手間も少なく済みます。
HIVは感染しても早くから治療を始めれば発症させるのをかなり遅くできる病気です。「感染してたらどうしよう」と悩んでモタモタ検査を受けずにいるだけで、発症のリスクは高まりますから、少しでも異変を感じたらとにかく検査を受けてみることが肝心です。