性病(STD)の中には男性がかかりやすいものがあります。
エイズ(HIV感染症)・梅毒・肝炎・クラミジア・ケジラミなど男女ともにかかる可能性のある性病(STD)に気をつけるのはもちろん、男性が特にかかりやすいものも知りましょう。
男性がかかりやすい性病(STD)3つ
数ある性病(STD)の中で特に男性がかかりやすいのは3つです。
亀頭包皮炎
男性器(亀頭や包皮)に炎症が起こる病気です。
子どもはさまざまな菌が原因になり得ますが、大人はほとんどの場合が、健康な体に常在している真菌であるカンジダ菌が原因です。
性器を不潔・不衛生にしていると起こりやすいですが、性行為で性器カンジダ症の女性からうつされることもありますので性病(STD)としました。
非クラミジア性非淋菌性尿道炎
クラミジア感染症に症状が似ているため間違われることも多いですが、淋菌・クラミジア菌以外のマイコプラズマやブドウ球菌などの細菌が原因で起こる尿道炎です。
進行すると前立腺炎や精巣上体炎、不妊につながります。
雑菌性尿道炎とも呼ばれています。
血精液症
精液に血が混じる症状です。
前立腺炎や前立腺がんが原因であることが多いため必ずしも性病(STD)と分類されるわけではないですが、クラミジアや淋菌・トリコモナスに感染していても同じ症状が出ます。
すみやかに前立腺と性病(STD)の検査を受けましょう。
男性がかかりやすい性病(STD)まとめ
男性がかかりやすい性病(STD)はどれも性行為だけが原因ではありません。
日ごろから陰部を清潔に保ち、雑菌が繁殖しにくい環境を整えておけばほとんど予防できるでしょう。
前立腺がんの原因などはまだわからないことも多いようですが、定期的に健診を受けることが早期発見・治療につながります。
時間を作って受けに行ってくださいね。
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